2013年04月15日

TOEICの話

昨今、TOEICの得点を採用の基準としている企業が増えてきている。
TOEICとは、ビジネス英語を中心としたテストで、リスニング100問、リーディング100問の全200問で構成されている。
企業としても外国での競争力をつけるため、外国企業とのやりとり及び交渉ができる人材を求めているのだ。TOEICの話

しかし、先日「TOEIC高得点社員の英語力ギャップ」というニュースを読んで、なるほどと思った。
icon51Yahooニュース
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130408-00000500-biz_san-nb
実際、私も長い間TOEICを教えているが、会話力=TOEICの点数では必ずしもないとつくづく思う。

英語の学習者には色々なタイプ分けができるが、今回は大きく2つのグループに分けてみた。

◆日常会話OKタイプ
会話は流暢だが、読解力や文法力がない。このタイプの人は意外とリスニングも細部を聞き逃しているため、リスニングも得点が上がらず、TOEICの点数が高くない。

◆とにかく試験に強いタイプ
会話はたどたどしいが、受験で鍛えた試験対策で、テスト傾向を分析し、語彙力・文法力を駆使し、高得点をマークするタイプ。

この記事で企業が頭を抱えているのは、後者のタイプだろう。

TOEIC高得点者が必ずしも英語での電話対応やメールの返信ができるわけでもないのだ。


日常会話OKタイプは、机上での学習を強化すれば、もともと会話ができるので、語彙力・文法力は後からついてくる。

テストに強いタイプが会話力を高めるには、短期でも外国に行って自分の英語が現地でどれだけ通じるかをまず認識することから始めることをお勧めする。コミュニケーションのすばらしさ、難しさを肌で感じて、モチベーションを上げて学習に臨んでほしい。

英語は長い間、言語ではなく教科として学校で教えられてきた。
その弊害で、文字→音声というプロセスで英語を勉強している人が多い。

しかし、日本を習得した過程と同じように、音声→文字と学習プロセスを変えるだけで、使える英語に近づける。

将来、TOEIC,TOEFLのテストに挑む生徒たちよ、今こそ英語をたくさんインプットしておこうicon59


Written by Mieko

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Posted by 英会話のグッドコミュニケーション at 12:43│Comments(0)教育
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